育児ノイローゼで何かやらかす前に、自分をいたわること

息子が生まれた時、娘はまだ1歳11ヶ月でした。ほぼ、2年違いの2歳差です。
2歳前後といえばまだまだ赤ちゃんで、息子が生まれる前にお腹をみせて「ここに赤ちゃんがいるよ。弟が生まれるよ」と言っても、知らないふりをしていたものでした。

生まれてからはさすがに弟の存在を認識はしていましたが、いままで自分だけのものだったおかあさんとおとうさんをうばうライバルという気持ちが強くて、赤ちゃんがえりがひどかったです。
そして、息子が生まれてすぐに2歳になり、わかりやすくイヤイヤ期がはじまって、それはそれは嵐のような日々を送っていたのでした。

上の子が2歳直前に第二子誕生

息子が生まれた当初は、昼食を娘に食べさせながら、息子を授乳クッションに寝かせ、哺乳瓶を口元にタオルで固定してミルクを一人で飲ませていたり…息子のミルク飲みを自立させることによって2人同時寝かしつけもなんとかこなしていました。

息子は生後半年くらいはつねにだっこしていないと泣く子だったので、夕方は本当に大変でした…首が座る頃にはエルゴでおんぶして夕食の支度とかできるようになりましたが、それだと肩こりがはげしくて身体がきついので結局泣かせっ放しで家事などこなす日々でした。

辛かった…。小さな赤ちゃんを泣かせっぱなし、という母としての罪悪感もすごかったし…。
でも家事や上の子の世話もしないと家庭は回らないし。時には家事を外注とか思っても、お金かかるし。

娘は長い事息子を嫌って虐げていて、それを仲裁というか2人を引き離すのも大変でした。息子はおねえちゃんが大好きでついていくのに、娘は息子の存在自体がゆるせないのでした。

2歳差育児、なんとか一年たったけど…

それはさておき、息子が生まれて一年くらいたつと、今度はまた別のストレスが発生するようになりました。
私が何かしようとすると子供2人が思い思いにまとわりついてきて、家事など全然すすまないのです…普通にするより何倍も時間も手間もかかります。

息子の場合はそのまままとわりついてきて授乳体制にはいることが多いので、本当に時間がとられて、悪いけどイライライライラ。

息子を産んで一年ばかりは、目の前のことで精一杯で気にならなかったのかもしれないのですが、最近はその、自分が何かやろうとしても子供たちのせいでなかなか完了できない、また、時間がかかってけっきょくなにもできずに終る、というのが新たなストレスで。
ついつい、子供達をどなってしまったり、八つ当たりしてしまったり…、けっこうやばい状態でした。

子供達は本当にかわいい。3歳のおませな女子と、1歳で言葉をおぼえはじめのよちよち歩きの男子は、もう、それはそれはかわいいんです。

でも、そんな子供達がストレスでもあるのです。何かしようとすると、タイミングをあわせたように何かこぼしたり、おしっこやうんちもらしたり、洗濯物をたためばはしからぐしゃぐしゃにされ…子どもなだけに、理不尽なことを言ってぐずってひどく泣き叫んだり…こっちもいつも泣きたくなってしまいます。

たぶん、産後の身体や心の疲労というのも、もう産んで一年以上とはいえ後からくるものがあって、身体がだめだと精神的にも不安定になって、それでよけいにイライラしてしまうのもあると思うのです…。

まだ授乳中だからエネルギーも吸い取られているし、授乳も疲れますしね。

そんな時、3人の子供の母をしている友人が、「命の母A」を少しわけてくれました。

育児のイライラに、命の母をおすすめされたけど

命の母

彼女によると、午後3時頃に飲むと夕方から楽になって子供に怒らなくなった。とのこと(夕方からの忙しい時間帯が、一日の疲れもでる時間だし、特に危険な精神状態になりやすいのです)。
友人の身内はホワイトを飲んでいる、とのことでした。

命の母、更年期症状の緩和のための薬と思っていましたが、パッケージをみると、「ホルモンバランス、自律神経の不調による諸症状に」 とか、「肩こり、めまい、肌荒れ、冷え、血の道症」とか、女性ならではの悩みの症状に対して広範囲にわたる用途が書かれていました(※注 後ほど気づきましたが授乳中は服用しないでくださいとの注意書きあり)。

わけてもらってしばらくは、意外に出番がなくて。 このままいけるかな…と思っていたのですが。
数日前に、きました。出番が。

蓄積された疲労のせいか、昼下がり、不安感やいらいらがピークになり、なんだかお腹も痛いし肩こりもひどいし体調最悪…そうだ、もうすぐ3時だ。今だ。飲もう。

ということで飲んでみました。一回量は4錠。糖衣錠でした。本来、一日3回食後に飲むそうです。

飲んでしばらく目の前の仕事全て放棄して床でごろごろしていたのですが、一時間くらいすると、足がぽかぽかしてきて、身体全体の血行が良くなったかんじ。そして、神経がぴりぴりしていたのが、鈍くなると言うか、やや鈍感というかおおらかな気持ちに。

ききめは穏やかなんですが、私には効果てきめんでした。

身体の調子が悪くないと、家事の途中に子供達にまとわりつかれても心に余裕ができてやさしく対応できました。

結局数日後に生理がきて、あのいらいらはPMSもあったのか、と気づきましたが、生理不順とか女性の不調全般にきくみたいですね。

というか、もともと更年期障害とか自律神経失調症対策の薬ですけどね。私、自律神経がおかしいのかな…?(ネガティブ)

それはさておき、命の母は以前から気になってましたが、良かったです。
心身ともにきつい時のために常備しておきたいと思いました。

子どもたちの前で、笑顔のおかあさんでいるためにも…自分をいたわるのも大事だなともあらためて感じたのでした。



しかし残念ながら命の母は授乳中は服用できないらしい

と、思って後ほど授乳中の服用について確認してみたら、命の母のサイト「命の母(共通)」 に関するQ&Aにて
授乳中の方は服用しないでください。

母乳中に一部の生薬成分ダイオウが移行し、母乳を飲んだあかちゃんが下痢になる可能性があります。本剤を服用する場合は、授乳期が終了してから始めることをおすすめします。
との記述がありました。「可能性がある」という記述なので、必ずしもではないのかな。

漢方薬のようなものかなと思って、今回細かく確認せずに服用してしまいましたが、たまたまなのか息子に特に下痢はみられませんでした。1歳半での授乳中で母乳以外に食事もとっているのでそれほど影響はなかったのでしょうか。

…しかし確認不足でした。授乳が終わってから購入したいと思います。お気をつけください。

ちなみに、命の母ホワイトはちょっと値段が高めです。
生理前、生理中の諸症状の緩和と謳っています。私はとりあえず命の母Aで効果は感じましたよ。

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※このページには育児ノイローゼで検索していらっしゃる方が多いようです。
私も未だにうまい対処法はわかりませんが、こんなふうに情緒不安定になったり、自己嫌悪に陥ったりしているママが自分だけじゃないっておもうだけでもちょっと心が軽くなります。

私は何の対策も示せませんが(むしろ自分もいっぱいいっぱい)ここに来たあなたが、一人じゃないんだって思うことで、ちょっと一息つけますように。